高槻バーガー誕生秘話
『ティーズスターダイナー』という名前の由来
今まであってなかった価値観、
チェーン店では味わえない味と、
高槻特産品を使用したボリュームあるヘルシーバーガー
私たちが大切にしたいのは、「科学者がつくるバーガー」ではなく「三ツ星コックがつくる本格バーガー」。
私たちティーズグループは、大阪高槻から飲食価値の最大化を本気で目指す会社です。コンビニで済ます人や外食しない人でも毎日外食したくなるような、外食の素晴らしさを伝えることが私たちの役割です。
今まであまり知られていなかった地元の美味しい食材を探し出し、活かし、食べやすくより多くの方に食べていただくことが地域を活性化させ外食価値の最大化につながると私たちは信じています。
アメリカの魅力に惹かれ…
創業当初はご当地バーガーは大嫌いだった。たまたま食べたご当地バーガーが美味しくなかった。
ーの修行時代に慰安旅行で行ったアメリカの魅力に取り付かれていたので
「バーは世の中にいっぱいあるけれど、何か目玉商品を扱ってみたい」と探していたところ、僕が愛知で住んでいた隣町に、『ケーズピット』というハンバーガーダイナーを見つけました。「ケーズピット」は愛知県半田市と名古屋市にあるアメリカンダイナー。
本場アメリカの雰囲気が味わえるスタイルに、のめり込みました。
平日は会社勤め、土日は修行する日々
平日は会社勤め、土日は「ケーズピット」で修行する日々を一年半過ごし、求人広告会社の代理店を退職。独立してハンバーガー店をオープンすることを決意し、「ケーズピット」で3ヶ月間みっちり働きました。
愛知に住んで3年が経った頃、店舗オープンのために地元・高槻へ舞い戻りました!
念願の店舗『T’s★Diner』をオープン
看板メニューはもちろんハンバーガー
ただ、この時は高槻バーガーではなく、本場アメリカを意識したハンバーガーや、チキンスティック、スペアリブなど、ダイナーとして幅広いメニューを用意しました。
オープン初日は地元の友人たちがお祝いに駆けつけてくれたので、最大の売り上げを記録しましたが、しかし翌日はお客さんが誰も来ないという。
オープンして2日間で天国と地獄を味わいました。
当時の僕は、ご当地バーガーというものが好きになれなくて。
ルールもきちんと定まっていないし、何よりおいしくないものが多く感じました。
だけど、例えば僕が住んでいた名古屋だったらひつまぶしとか手羽先とか、ぱっと頭に浮かぶ名物やお土産ものがいっぱいあるのに、高槻にはそういったものがないなと、外国人のお客さんが来ても高槻の自慢が言えないのは悔しくて。
店をオープンして1年が経った頃から、『高槻バーガー』を提供するようにしたんです!
「高槻から世界へ!」
満を持して登場した高槻バーガーでしたが、
提供を始めた当初は、なかなか受け入れられませんでした。
お客さんにも「何が高槻食材やねん」と笑われる日々。
しかしテレビの情報番組出演や、高槻バーガーについて解説したチラシの配布が功を奏し、少しずつ町に浸透していきました。
高槻バーガーがなかったら、お店はもうなかったのかも知れません。
12年続けられたのは、スタッフとお客様のおかげ。ハンバーガーを使って地域に眠っていた特産品を掘り起こすことができました。
今ではハンバーガーイベントを企画・プロデュースする「西日本ハンバーガー協会」の理事長も勤め、自店のみならず全国のハンバーガー文化の発展のため、日々活動をしております。